ここがどこであろうと僕は

翠帳紅閨にて

メンヘラ、サブカル、無職の満貫です。

なんで中国語勉強してるの?と聞かれた時の解答例です

こんにちは。先日Instagramを見ていたら2年前の投稿で中国語の勉強を始めたという投稿があり、こんなに趣味が長続きすることはとても珍しいので一旦ここで記録しておきます。

まぁ2年といっても2年前に「中国語を勉強しよう!」と」思って単語帳を買ったのが2年前で実際に勉強を始めたのは2020年の4月にNHKラジオ中国語を聞き始めたからだし、それから3か月単位でサボることも多々あったので実際は1年も勉強している時間はないように思えますが、一回休むと永遠に趣味を再開させられない特性の持ち主としては他の趣味と比較して相当異例なことに思えます。

ちなみに今の中国語力というのはHSKという中国政府的な組織が主催している検定試験の4級にまぁ受かるやろくらいの中国語力です。HSKは6級が最上級で1級が一番簡単なものでTOEIC600点相当だと言われていますが個人的にはそんなにはできないと思います。TOEIC受けたことないし、600点がどれくらいなのかあんまり分からないですけど…

具体的に例えると今ポケモンを中国語設定でやっていますが半分くらいは何言ってるのか分かるけど半分は勘になるし時間はちょっとかかるくらいです。ただ日本人は漢字が読めるというチートがあるのでリーディングはめちゃくちゃ得意という前提はあります。リスニングはまjjjjjjjjっじで全然できないので今頑張っているところです。

 

さて、中国語勉強してるんですよ~~というとなんで勉強しているのかよく聞かれます。私は中国語ができると収入が増える業界で働いている訳では無いし、中華圏の芸能人のファンでもありません(好きな芸能人はいますがそれは勉強したからできた推しであり推しのために勉強をしているという側面はありません)中国語学習を意識して生活をはじめて2年近く経ちましたが中国語が分かって金銭的によかったという状況になったことはほとんどありません。本当に得がないのです。

そもそもビジネスをしている中国人は英語が話せますし、日本語を上手に話せる中国人も本当に多いです。うさんくさビジネスツイッタラーの人が人と違う能力を持とうの文脈で中国語学習を勧めることがありますが、基本的に中国在住の中国人を相手にビジネスをするとかでなければ全然おすすめしません。中国語学習者の日本人と話す機会がそれなりにあるのですがビジネスを目的に勉強している人はたいてい英語がペラペラの人が多いですのでビジネスを理由にするならまず英語をしっかり勉強したほうがいいだろうなと思います。ちなみに私は高校入学以降まともに英語を勉強した記憶が無いので実質中卒レベルの英語力です。

ではなぜ中国語を勉強しているのかというと色々な理由があるような気がします。

まず思いつくのは「中国という国に対する興味」です。大学時代本当に多くの中国時ン留学生と接する機会があり、ステレオタイプ的中国人(声が大きくて気が強いみたいな)人もいるのですがそうでない人もかなりいて、なんとなく自分の中で中国に対する誤解みたいなものがあるような気がしていました。今思えば人口がめちゃくちゃ多いのでその分だけ違う人がいるのは当たり前だし、かくいう私もまじめで勤勉でルールを守る日本像から大きく離れた存在なので中国に限らず外国に対する誤解は必ずあるとは思うのですが。それでも中国にたいして知らないことが多すぎるのでもっと中国の事を知りたいと思い勉強を始めたという事は大きいと思います。

実際勉強していると特にネット文化ではTwitterYouTubeが制限されていることもあり、かなり独特な文化が発展していると思います。本当の意味でのガラパゴス化が進んでいて、いわゆる「半年ROMれ」みたいなローカルルールしかない本当に面白いインターネットが展開しています。こういう「知らなかったこと」を大量に知る事ができる事が中国語学習だけでなく外国語学習を趣味で行う一番の醍醐味な気がします。

恐らく英語が分かる人しか知らない事はたくさんあるし、タイ語、ロシア語、フランス語…とそれぞれの言語が分かることでアクセスできる情報が変わってくるし、確実に日本語しか分からない状況よりも多くの事が知れるので好奇心旺盛な人にとっての外国語学習はチートです。毎日Wikipediaのページを飛びまくっている人にはお勧めの趣味です。

 

というわけで最近は毎日中国語で日記を書いて先生に添削してもらってそれをすらすら読めるようになるまでひたすら音読するみたいなことをしています。

中卒程度の英語よりも中国語の方がわかるみたいな状況を目指していったんがんばりま~~~す